最近よく昔話を思い出します。
タイトルはよく覚えていません。笑い話です。
こんなしょうもない昔話をよく思い出すのです。大抵は小学生のころに読んだものです。しょっちゅう旦那に話しては笑っています。
あるところに、口喧嘩ばかりしている夫婦がいました。
あるとき、台所からネズミが飛び出してきたもんで、とっさにその辺の箱をかぶせて捕まえた(本当は江戸時代の話っぽくて箱じゃなくて「升」)。
そこからまた言い合いが始まった…
亭主「ずいぶん大きなネズミを捕まえたもんだなぁ」
女房「何行ってんのよ、小さかったわよ」
亭主「そんあこたぁない。俺はこの目で見たんだから」
女房「嘘言っちゃいけないよ、捕まえたのは私なんだからね!」
この水かけ論議にそろそろ辟易してきたのか、ゴソゴソと箱のなかから声がした。
「チュウ」
こんなしょうもない昔話をよく思い出すのです。大抵は小学生のころに読んだものです。しょっちゅう旦那に話しては笑っています。